36歳女性 副腎疲労

主訴

外資系の会社で管理職についている。多忙でこの5年間は昼食を食べる時間がない程だった。毎日終電近くまで仕事があった。やりがいある仕事で頑張っていたが、半年前から急に頑張りが利かなくなった。短気になり、部下のちょっとした失敗に我慢ができない。1ヶ月前からは体重も減り始めた。甘いものとコーヒーが大好きで、それを摂ると無理がきいたが、今は体にムチを打とうと思っても、自由が利かないようになった。なんとか休職しないで仕事を続けるために治療したい。

副腎疲労について

副腎疲労は、ストレスをはじめとした様々な要因で副腎機能が低下し、副腎ホルモンが出なくなる病態です。うつ、ひどい疲労、無気力、低血圧、立ちくらみからはじまり、重症になると1日中ベットで過ごすようになります。

副腎疲労を起こす人には、共通する性格があります。それは、「断れないこと」です。仕事があれば、自分が引き受け残業し、パーティーがあっても自分だけ皿洗いをするタイプです。この人もまさに「いい人」タイプでした。仕事のために食生活が犠牲になっていました。

検査

唾液中コルチゾール検査

副腎疲労の検査としては、血液中よりむしろ唾液中の「コルチゾール」を測定する事が有用です。血液中の「コルチゾール」は活性がないものまで含まれるため、微妙なコルチゾールの体内変化を見るのには不向きです。

この方は朝~昼を中心にコルチゾール値低下が認められました。朝起きられないのは、「コルチゾール」不足に原因がありそうです。

腸内環境検査

腸内細菌バランスの悪化、腸の炎症を認めました。ストレスは腸内悪性細菌の増殖を促します。悪性細菌が増えると乳酸菌のバリアがうまく働かなくなり、腸が炎症を起こします。
腸の炎症は、副腎にさらなる負担をかけます。副腎疲労と腸内環境には密接なかかわりがあり、当院受診患者さんの8割に腸内環境の悪化が見られます

副腎疲労と腸内環境

経過

食事指導、ビタミン、ミネラル補充、腸内環境改善、キレーション治療を施行しました。
初診から1年2ヶ月で回復し、復職を果たしました。

「つかれやすさが激減」「寝込むことがなくなった」「落ち込むこともなくなった」「月経前症候群も減少」「朝がちゃんと起きられる」「便の形が変わった」

治療前後での症状比較

「始める前とは雲泥の差」であり、先日復帰して念願のフランスへの旅行に行かれました。現在、妊娠に向けてベイビーのために、さらなる解毒治療を継続中です。

副腎疲労の診断と治療

実際の例

「 自分の病気が改善しない、治療効果が頭打ちだ 」
「 自分の病気の本当の原因を知りたい 」
「 薬の副作用に苦しんでいる 」
「 サプリメントを摂っても効いている気がしない 」

宮澤医院 根本治療外来では、そのような方々の病気の本当の原因を探し出し、それに対する根本治療を提案しています。

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