症例14 54才女性 アトピー性皮膚炎、副腎疲労

今までの経過


副腎疲労症候群と2013年8月に診断された。

以前も顔だけのアレルギー症状20年以上で年々悪化。自律神経失調症で胃腸機能が低下、便秘と下痢を繰り返し、極度の肩と背中のコリ。

深夜残業が続いており、ストレスはMAXで、生活指導や食事、サプリメント指導を受け、多少改善し出したかに見えたが、会社生活でのストレスと残業によって再び悪化。

今年から突然便の状態が悪くなり、兎糞のような硬い便しか出なくなり、整腸剤やビフィズス菌、にがりを飲むなど色々するも改善されず、現在も数日に一度しか出ない。

顔のアレルギーは悪化し、鼻の中にかゆみがあったり、吹出物のような斑点ができ、ガサガサになったので、脂漏性皮膚炎と診断され、ニラゾール軟膏を処方された。かゆみと吹出物は多少おさまっても、今度は目や口の周りが切れる程乾燥して、痛い。

症状

アトピー性皮膚炎、副腎疲労

うつバイオタイプ分析

うつ病のバイオタイプ分析について詳しくはこちら

低メチル化タイプ 1 何度も確認しないと気が済まない
葉酸欠乏タイプ 2 ドライアイ(口渇)、不眠・不眠気味である
銅過剰タイプ 1 女性である
ピロール異常タイプ 0
重金属タイプ 0

検査結果

血液検査

ビタミンB6不足、銅亜鉛バランス異常あるも、皮膚の炎症はそれほど強くない。
血中ビタミンD濃度がやや低めでした。

唾液中コルチゾール検査

朝を中心に1日中コルチゾールが低下しており、進行性の副腎疲労の所見です。副腎機能低下は皮膚の炎症治癒を遅らせます。

腸内環境検査

様々な要因により、腸内の乳酸菌がだいぶ減少しています。

乳酸菌が減少すると腸内フローラの空きスペースに様々な悪性細菌が入っている要因になります。

実際に、便中から境界型菌、イースト菌などが確認されました。

腸の炎症も強く、免疫状態、副腎疲労に影響していると思われます。

IgG食物アレルギー検査

乳製品を中心に様々な食品に対してアレルギー反応が見られ、リーキーガット症候群を示唆しています。

毛髪ミネラル検査

水銀の排出がやや多めです。ミネラルバランスは悪くないのですが、水銀が多いと皮膚粘膜の修復に欠かせない亜鉛の効果がうまく出なくなります。

治療経過

2か月後

朝が起きられるようになった
皮膚の調子よい
やせた(-4kg)

3か月後

ストレス多く、再燃
腹部膨満強い
⇒ 腸管バイオフィルム対策、カンジタ除菌、自律神経の調整を行った

8か月後

疲労が取れ、ステロイド外用剤を中止

まとめ

腸脳相関だけでなく、脳腸皮膚にも相関が見られることが最近報告されています。
難治性の皮膚疾患の場合は皮膚と同時に内臓にアプローチする事で奏功する場合もあります。


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