症例17 36才女性 副腎疲労

受診に至るまでの経緯

4ヶ月前から動悸、心電図など検査するも異常なし。3ヶ月前からパニック症状、動悸がひどくなっている。最近は疲労蓄積あり、症状が出るのが怖く、出掛けるのも不安。肩こりが強く、整体にも通っている。

副腎が片方ない私でも治療をすると改善される可能性はありますか?もし少しでも改善される可能性があるのでしたら、検査、治療を希望したいです。よろしくお願いいたします。

既往歴

既往歴:3年前副腎癌 右副腎切除後、定期フォロー中。膣カンジタ症

症状

副腎疲労、喘息

副腎疲労チェック

・朝が起きれない。
・糖分をものすごく欲する。
・物忘れが気になる。
・何をするにもやる気が出ない。
・以前は楽しい事も最近は何も楽しく感じれない。

脳機能スコア

症状から脳神経伝達物質の過不足を推測します。

脳機能には大きな影響はないようです。

脳機能スコアについて詳しくはこちら

うつバイオタイプ分析

うつ病のバイオタイプ分析について詳しくはこちら

低メチル化タイプ 0
葉酸欠乏タイプ 1 不安・パニック症状
銅過剰タイプ 1 女性である
ピロール異常タイプ 1 夢が思い出せない
重金属タイプ 1 頭痛や筋肉低下がある

診察所見

腹部膨満++
口腔内、右上7番アマルガムを疑う金属あり、歯科紹介とした。

検査結果

唾液中コルチゾール検査

夜を除く1日中、唾液中コルチゾールの低下を認めています。

血液検査

Hb11.5, フェリチン5.7ng/mlと顕著な潜在的鉄欠乏を認めます。
ビタミンD濃度は保たれています。

IgG食物アレルギー検査

ほぼすべての食品に対して強いアレルギー反応があります。典型的なリーキーガット症候群を疑う所見です。腸内環境の改善が必須だと思われます。

毛髪ミネラル検査

(歯科アマルガムによる)水銀の暴露量に相当した水銀の排泄が毛髪からみられています。

尿有害メタル検査

試験的に水銀の解毒剤を投与して尿検査を行ったところ、大量の水銀が排泄されました。これから、①体内には相当の水銀がたまっている②水銀の解毒剤で解毒効果が期待できる、という2つのことがわかります。

便検査

乳酸菌、クロストリジウムがほぼ消失しており、腸に必要なエネルギー産生が難しい状況です。また、便中のラクトフェリン高値は相当の炎症を示しています。


治療経過

水銀の暴露量に比例して毛髪や尿からの水銀排泄量が保たれている方は、歯科アマルガムを除去しただけでもかなりの症状改善を経験される方が多いです。
この方も、アマルガムを安全にはずしてもらったあとは、1週間寝たかと思うくらいよく眠れてスッキリしたとのこと。
毎晩睡眠中になっていたお腹の音も、腸内環境改善で消えました。唯一問題になっていたのは鉄サプリをいくらとっても上がらなかったフェリチン値です。

しかし、時間をかけて体内の炎症をとりさり、腸内環境、カンジタのバイオフィルムを取り去ることで、最終的には、フェリチン値 17.5ng/mLまで改善。

現在はほぼ全ての症状が改善。もともとの持病だった喘息の発作も出なくなりました。


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