症例32 38 歳男性 慢性疲労症候群

受診に至るまでの経緯

性行為のすぐ後にインフルエンザ症状が出現した。その後から、尿道炎を繰り返すため、泌尿器科受診した。抗生剤治療(処方内容:クラビット、クラリス、ビブラマイシン)で一時軽快したが、再発した。他に関節炎や皮膚湿疹も出現してきたために、マイコプラズマ感染を疑い、当院を受診した。

症状

湿疹、関節痛、咽頭痛を認めた。
また、口内違和感、尿道炎症状も継続していた。

口腔内所見

複数のアマルガムあり

脳機能スコア

ほぼ正常範囲

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検査

血液検査

マイコプラズマ・ファーメンタンスの脂質抗原抗体陽性を認め、マイコプラズマ感染症と診断した。

毛髪ミネラル検査

水銀暴露の割には水銀の排泄量が少ない。

腸内環境検査

乳酸菌、ビフィズス菌がほぼ消失、強い炎症所見を認めた。

治療経過

抗生剤治療を開始。歯科医紹介でアマルガム除去を行った。

1か月後、湿疹、関節痛、咽頭痛ともに軽減、また、口内違和感、尿道炎症状も軽快傾向。

2か月後、サプリメントによるデトックス治療を施行。大分症状軽減したが、肌のピリピリ感のみ持続するため、点滴によるキレーション治療を希望された。

デトックス治療時の尿中水銀排泄量検査

アルミニウム、カドミウム、鉛、水銀など尿中に多くの金属が排出されていることがわかる。

治療前後の毛髪検査の比較

水銀はミネラル輸送を障害し、必須ミネラルバランスの乱れを生じさせます。治療により必須ミネラルバランスが改善されていることがわかります。

まとめ

マイコプラズマ感染による尿道炎は持続し、慢性疲労や皮膚症状、神経症状を呈することがあります。微量のマイコプラズマ感染の場合は通常の抗体検査では陰性になることも多いため、特殊な検査を用いる必要があります。
水銀の蓄積は抗生剤治療に対して耐性を生じさせることがあり、この型の場合は重金属排泄治療によって状況を改善させることができました。


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