症例38 45歳 女性 慢性疲労の原因は9本のアマルガムだった

今や水銀を含む歯の詰め物アマルガムから、水銀が漏れ出て体内に入り込んでいるという事は様々な調査から明らかです。

但し、歯科的にみればアマルガムは耐久性、殺菌性に優れたよい歯科材料ですし、アマルガムが入っていても、何事もなく日々を送っている人が多いのも事実です。

慢性疲労や、イライラなど水銀中毒の症状に苦しむ人は、体外に水銀を出す力が低下している人に特に多くみられます。

つまり、水銀の害は「水銀の暴露」+「水銀を排泄する力の低下」が重なった時に起きていると考えられます。

9本の歯にアマルガムが入っており、水銀を出す力も弱いために様々な症状が出ていた方の例をご紹介します。

経過

慢性疲労が続くために栄養療法クリニック受診し、低血糖症など栄養障害を指摘された。
血液検査で副腎疲労症候群、甲状腺機能低下も判明。

糖質制限、たんぱく質を多く取る食事療法と各種サプリメントの摂取を行っている。
無理しないでなるべく休む生活を送っている。

2年半治療を行っているが、改善が遅い。
適切な治療を受け、なるべく短時間で改善したい。

脳機能スコア

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うつバイオタイプ分析

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低メチル化タイプ 4  花粉症がある、アルコールや薬物への依存がある、完璧主義である、競争心が強い
葉酸欠乏タイプ 4  不安・パニック症状、化学物質アレルギー、芸術・音楽のセンスがある、不眠もしくは不眠気味である
銅過剰タイプ 3 女性である、SSRIで不安が増強する、安定剤ではうつが治らない
ピロール異常タイプ 4 気分の移り変わりが激しい、ストレスの調節がうまくない、肌が弱く日焼けができない、朝弱く夜に強い
重金属タイプ 2 突然うつ症状が出る、歯に金属の詰め物がある

検査

唾液中コルチゾール検査

2年半の副腎疲労治療にもかかわらず、唾液中コルチゾールは低値を示したままです。

このような場合、副腎機能の改善を邪魔する何らかの要素が関わっていることがあります。

その原因を見つけることができるかどうかが治療の成否をわけます。

口腔所見

口の中にはアマルガムの詰め物をした歯が9本ありました。
アマルガムは水銀を50%含む金属の歯の詰め物です。
アマルガム中の水銀は様々な刺激により、体内に放出されます。

水銀や鉛、カドミウムなどの有害重金属は今や身の回りにあふれ、その影響を完全に避けることはできません。

体内への水銀の流入経路トップ3は歯科アマルガム、魚、ワクチンです。
水銀に暴露した際の症状は多岐にわたります。

特に、アレルギー、慢性疲労、首から上の神経症状に強く関係します。
一番多く見られる症状は疲労感と集中力、および短期記憶力の低下です。

ハル・ハギンス博士は、

歯のアマルガムから蒸発した水銀は、

  • 視神経を攻撃する
  • 鼻腔から脳へはいり、血液脳関門を通過する
  • 体内に吸収されると血中で速やかにイオン化水銀へ

といった様々な悪影響があると述べています。

アマルガムがどのように影響するかを記したポスター

尿中重金属検査

これだけ水銀に暴露されている割には、尿からの水銀の排泄量が少なく、これは水銀の排泄障害が起きていることを表しています。

まずは歯のアマルガムを取り去り、そのあとに重金属のデトックス治療が必要です。

治療後のメール

疲れ易さが軽減、前腕の重だるさは無くなりました。
2.5キロから始めたウォーキングが、今は4キロにのび、少しジョギングも出来るくらいになりました


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