症例45 27歳女性 適応障害、副腎疲労

今までの経過

幼少期よりあまり運動には縁がなく過ごす。10代の頃より低血圧・低血糖と言われる。心療内科にて上記診断現在も月に一度通院。入眠導入剤(マイスリー5㎎)を一日に半錠・寝る前に服用。

朝かなりだるく起き上がれないことがしばしばある。(生理周期も含めて週に2・3度ほど)生活の改善をするも効果は出ない。長年、低血圧・低血糖あり。2年程前より徐々に体調不良の頻度が悪化してきて日常生活に支障が出てきた。

その2年間は、仕事も忙しくかなりのストレスがかかっていた。適応障害と診断されてから、4カ月経過、心のバランスは元に戻ってきたが体調はむしろ悪くなっている。現在まで内科、婦人科、心療内科、脳外科をめぐり各種検査するも原因を突き止められなかった。自分の体調不良の原因を知りたい。

症状

  • 朝が起きられない
  • 寝つきが悪い
  • いやいらしやすい
  • PMSが強い
  • 甘いものの渇望が強い

検査

血液検査

自律神経の過緊張、亜鉛欠乏、胃酸分泌の低下を示唆する所見を認めました。

唾液中コルチゾール検査

朝~夕方にかけて唾液中コルチゾールの低下がみられる。

中等度以上の副腎疲労を疑います。

有機酸検査


カンジタ菌の生成物質であるアラビノースが上昇しており、カンジタ感染を疑う所見です。

毛髪検査

アルミニウム、鉛、水銀など幅広う重金属の排泄を認めます。

加えて、高ストレス状態、体内の酸性化に伴う骨脱灰などの疑いもあります。

重金属蓄積は、慢性疲労、PMS、免疫低下によるカンジタ感染の持続を引き起こします。

症状改善のためには、重金属デトックス治療も考慮しなくてはなりません。

治療経過

副腎ケア、カンジタ除菌、ビタミンC、ミネラル補給を行いました。

3回目診察(3か月後)

朝が起きられるようになった。デトックス治療開始

4回目診察(さらに1ヵ月後)

朝が起きられる。倦怠感消失。
心療内科通院はやめた。薬を中止できた。毎日家を出られるようになった。

6回目診察

生理もしんどくなくなった

7回目診察

乳酸菌、マグネシウム、ビタミンCのみ継続。一旦治療終了


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