症例47 52才女性 慢性疲労

受診までの経過

疲労、気分の落ち込み、集中力低下、立ちくらみ、朝が起きられない、頭のぼーっとした感じ(駅を乗り過ごす、目が覚めたときに何処にいるのかわからなくなる)、体の強いかゆみ(唇、わきの下の強いかゆみ、薬を塗ると改善するが、中止すると戻る)

この10日間は、疲労がひどく会社を休んで寝ている状態で、3ヶ月前に風邪を引いて、抗生物質を処方されてから、特に具合が悪い。下痢と便秘を繰り返している。

上記のような症状にも関わらず、地元のクリニック、大学病院でも原因不明と言われた。ある整体院にて「副腎の機能低下」を指摘され、副腎という言葉を知り来院された。

検査結果

血液検査

軽度炎症、ビタミンB6,亜鉛の不足、胃酸分泌の低下所見を認めました。 ビタミンDレベルは保たれていました。

唾液中コルチゾール検査

朝の唾液中コルチゾールが低く、夜間に高くなっています。昼夜逆転パターンです。

便総合検査

腸内細菌バランスにおいて、乳酸菌を殆ど認めず、代わりに悪性細菌やカンジタなどを多数認めました。軽度の炎症を認めました。また腸管免疫低下状態も見られました。(分泌IgAの低下)

  

食物アレルギーIgG検査

特に乳製品、味噌、下記、のり、シイタケ、生姜などに強いアレルギー反応が出ています。真菌のカンジタにも反応があります。

このように多くの範囲にアレルギーが見られるということは、腸管のバリア機能が壊され、食べ物のかけらが体内に侵入している(リーキーガット症候群)ことを意味します。

治療経過

 ビタミン、ミネラル補充、免疫改善、腸内環境改善治療を行いました。

初診から8ヶ月目で、職場復帰を果たしました。
ご本人のご感想「疲労感は大幅に軽減、夜までもつようになった」「意識が明瞭になってきた」「唇の炎症が治まった」「便秘改善」「でも、甘いものは1日一回は食べたくなる。(以前は1日中ずっとだった)」

副腎機能は様々な臓器や体の状態から影響を受けます。この方の場合は、腸や、免疫状態、ミネラルバランスの悪化などが副腎にムチを打っていました。

同じ副腎疲労でも、本当の原因が副腎の外にある場合は、まずそちらを治す必要があります。


 自分の病気が改善しない、治療効果が頭打ちだ
 自分の病気の本当の原因を知りたい
 薬の副作用に苦しんでいる
 サプリメントを摂っても効いている気がしない

宮澤医院根本治療外来では、そのような方々の病気の本当の原因を探し出し、それに対する根本治療を提案しています。

受診案内はこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする