症例6 15才男性 頭痛、起立性調節障害

経過

小学校低学年のころからものすごくオナラが臭く、便秘気味だった。

2年前から、激しい運動をすると熱を出し寝込むようになった。それとともに頭痛が出現。音や光が激しい刺激と感じるようになり、起きている間中頭痛がひどくなった。頭痛ははっきりとした原因は見つからず、起立性調節障害との診断。

その後栄養療法クリニックで相談し、低血糖症の検査をし異常が見られたので副腎疲労という診断を受けた。漢方と食事で段々と改善し、中学3年に進級すると午後からは学校へ行ける日も出てきた。しかし便通の改善は不十分。

ここ2~3週間、頭痛や腹痛で朝具合が悪くほとんど学校へ行けない。様々なクリニックで食事指導を受けたが、今一つ症状が改善しない。食事もサプリメントも具体的にどういうものをどのくらいとったらいいのかというのもいまひとつわからない。主治医には朝起こして朝日を浴びるようにと言われているが、昼過ぎまで寝るというパターンになっている。

診察を受け、食事内容の指導なども受けてみたい。その上で必要な検査があれば受けたい。

症状

朝、頭痛で起きられない。日によって頭痛が収まるまで夕方まで寝ている。頭痛薬も効果がない。下痢と便秘を繰り返している。

副腎疲労、甲状腺症状スコア

症状からホルモンバランスを推測します。
副腎疲労スコアが若干高めです。

副腎疲労と甲状腺の関係について詳しくはこちら

脳機能スコア

症状から脳神経伝達物質の過不足を推測します。
大脳辺縁系は副腎の負担、大脳基底核はGABA神経の不安定さを表します。

脳機能スコアについて詳しくはこちら

うつバイオタイプ分析

性格はすごく生真面目なところで宿題はきちんとする、忘れ物はしない、生活態度も注意するところがないくらい。

うつ病のバイオタイプ分析について詳しくはこちら

検査結果

血液検査

脂肪の吸収障害、酸化ストレスの増強を認めた。

IgG食物アレルギー検査

カンジタ・アルビカンス抗体の上昇がみられた。

便検査

便中IgAの低下あり、免疫低下によりカンジタ等が増殖しやすい環境と思われた。

毛髪ミネラル検査

銀の排出が多く、カルシウム・マグネシウムバランス、銅・亜鉛バランスに乱れが見られた。

治療経過

乳酸菌など腸内環境改善を行い2カ月で朝がだいぶ起きられるようになりました。カンジタ除菌治療により、頭痛・腹痛も軽減。さらにデトックス治療を行って半年後には頭痛は消失しました。治療開始1年でバスケットボールなど運動もできるようになるまで改善。

まとめ

炎症は顕著に睡眠の邪魔をします。隠れた炎症があると睡眠が浅くなるために睡眠時間全体が延長します。隠れた炎症の中でも多いのが腸の炎症です。慢性ストレスは腸内細菌バランスを見出し、腸の炎症が起これば副腎は非常に疲弊します。

特に若年者における概日リズム障害、起立性調節障害には副腎疲労と腸の炎症が関わっていることが多いようです。


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