症例8 38才女性 うつ病、副腎疲労

受診までの経過

自分では副腎疲労ではないかと思い自己流でサプリメントの摂取等を行っているが、方向性が正しいのかを確認したい。うつ症状に加え、集中力の欠如、記憶力の低下を自覚しているため改善したい。

子供の頃から丈夫ではなく、疲れやすい体質だった。

4年前に残業が多い職場に異動、夜型の生活に。
寝付くのに時間がかかるようになり、朝遅刻したり、出勤しても力が入らない状態が続く。3年前から一人暮らしを始め、食生活が不規則になる。

2年半前から眠っても疲れが取れにくくなる。仕事の精度が落ちていくなかで新しい部署に異動。当初は疲れている日々と好調な日々が交互に繰り返していたが、2年前から朝起きても起き上がれない状態に。鍼灸院に通い、体調を一時的に戻しつつ勤務するが、思うように仕事が進まないことに落ち込むようになる。1年前にうつ病と診断され、現在も通院中。

仕事とうつ症状の通院を両立させるため、自炊をやめ、コンビニ弁当等を多く食べる生活に。再び朝起きても起きられなくなる。油分が多い食事・スナックが負担なのではと思い、お粥食を数日程度続けることで多少改善する。

実家に戻った頃から冷房による冷え性、PMSがひどくなった。生理も重くなっているようだったので、貧血を疑い、フェリチンの検査をしてもらう(20未満)。

この頃から、栄養状態がうつ症状に影響を及ぼしているのではないかと疑う。正月明けに立ちくらみを覚え、また食後の眠気がひどくなる。以前の職場健診の結果に食後1時間以内に採血した血糖値が高いものがあったため、低血糖をうたがう。

また、ウィルソン博士の著書を読み、副腎疲労を疑い、食生活の改善とサプリメントの摂取をはじめる。1カ月してから、眠気・疲労感が若干改善される。

処方薬・サプリメント等

ルボックス、アレグラ、マルチビタミン・ミネラル・チェストツリー・大豆イソフラボン
ビタミンB(B1・B2・B12)、パントテン酸、マグネシウム、ビタミンC、亜鉛、ナイアシン、ギンコ

症状

疲労、持久力がない、気分の落ち込みが続いている

副腎疲労、甲状腺症状スコア

症状からホルモンバランスを推測します。副腎と甲状腺の両方の症状が強くでています。

副腎疲労と甲状腺の関係について詳しくはこちら

脳機能スコア

症状から脳神経伝達物質の過不足を推測します。全体的に点数が高めです。

脳機能スコアについて詳しくはこちら

うつバイオタイプ分析

葉酸欠乏タイプの症状が一番強くでています。

うつ病のバイオタイプ分析について詳しくはこちら

低メチル化タイプ 1 花粉症がある
葉酸欠乏タイプ 3 化学物質アレルギー、ドライアイ・口渇、不眠・不眠気味である
銅過剰タイプ 1 女性である
ピロール異常タイプ 2 不眠・不眠気味である、朝弱く夜に強い
重金属タイプ 0

検査結果

血液検査

ビタミンB群不足、亜鉛、マグネシウム不足あり。LDLコレステロール145とやや高めですが、これは利用不足によるものかもしれません。フェリチンは11と低下気味でした。

フードアレルギー検査

食品全般にわたり食物アレルギー反応が散見されます。これは腸粘膜バリア機能が破たんしていることを表しています。いわゆる腸漏出症(リーキーガット症候群)も考えに入れなくてはなりません。

毛髪ミネラル検査

ヒ素、水銀を中心に排出が見られます。

治療経過

サプリメントケア、腸内環境改善、歯科にてアマルガム除去を行った。

治療10か月後から、睡眠で疲れが取れるようになった。

花粉症改善。

ナイアシンが効果的だった。

14か月後からジムでランニング開始した。


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宮澤医院根本治療外来では、そのような方々の病気の本当の原因を探し出し、それに対する根本治療を提案しています。

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