低血糖症と副腎疲労は切っても切れない関係である

低血糖症

血糖値が低下する事、不安定になる状態を低血糖症といいます。

血糖値をあげようとノルエピネフリンが上昇するため、うつ、不安などの精神症状と、動悸、冷や汗などの自律神経症状が出現する事があります。

インスリンの出すぎによるものなのか、副腎疲労などの血糖値を保つシステムが悪くなっているのかの見極めが必要です。

分子栄養学と低血糖症

分子整合栄養医学はビタミンCの研究で有名なライナス・ポーリング博士により提唱された学問で、「脳内の化学物質のアンバランスが精神的症状を引き起こす」という概念がベースになっています。

このアンバランスを戻すためには十分な量の栄養素を補給して細胞の機能を正常化することが必要です。

この医療理論が発表された当時はメガビタミンなどと言われてかなりの批判を浴びましたが、近年、脳内の化学物質の解明が進むにつれ、この治療が脚光を浴びるようになってきています。

カリフォルニアで開業し、世界各国から患者が訪れる、米国の精神科医マイケルレッサー博士は精神疾患の原因をビタミン不足や脳内アミノ酸の不足、脳アレルギーや毒物の蓄積、ホルモンのアンバランスなど9種類にわけ、それらを一つずつ調べて、治療を行い、患者の社会復帰に成功しています。

レッサー博士は、「精神疾患は低血糖の海の上を漂っている」とも述べています。

低血糖と精神疾患

この低血糖症が現在ますます多くの精神疾患患者が増えている理由を説明しています。脳は体全体の20-30%を消費するため、低血糖状態では無駄なエネルギー消費を抑えて脳を守るために眠気が襲ってきます。

また、理性をつかさどる大脳皮質に栄養がとぼしくなるために、理性の働きが鈍ってきます。低血糖時にはまず、生命維持に関わる部分にブドウ糖が優先して分配されるので、理性的判断がしにくくなるのです。

また、一方で血糖値をあげるために分泌されたアドレナリンが情動をつかさどる分野を刺激して、感情的興奮(怒り、悲しみ、敵意、恐怖感、悪夢、不眠、自殺観念)を引き起こします。

低血糖症は多くの症状を呈するため、誤った診断をされる事が多く、特に精神疾患領域では、統合失調症、うつ病、パニック障害、慢性疲労症候群、登校拒否、ADHDなど、さまざまな病気に合併します。

低血糖症の多くはすい臓の機能障害によるインスリンの過剰分泌や分泌の遅延などが原因です。食事の摂り方や、サプリメントによる栄養素の補給による栄養アプローチによって多くの患者さんは改善傾向を示します。

しかし、患者さんによっては、一般的な低血糖症の治療によっても症状の改善がなく血糖値の変動にともなう様々なホルモンによって引き起こされる症状が継続し、苦しい状況に変化が付けられないことがあります。

そのような患者さんの中には、副腎疲労を起こしている人が少なくありません。


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