甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンはミトコンドリアに働く

甲状腺は、のどの部分にあるホルモンの分泌器官です。

甲状腺から出る甲状腺ホルモンは、全身の細胞に作用してエネルギー産生を増大させ、基礎代謝をあげていきます。

そのエネルギーを作り出しているのはやはりミトコンドリアです。

つまり、甲状腺ホルモンはミトコンドリアにムチを打って働かせる役目をしています。

甲状腺機能低下症は、このムチが無い状態ですから、細胞のエネルギー産生が低下し、「疲れやすい」症状が出てきます。

そういうわけで、甲状腺機能低下症の症状はミトコンドリア病に似ています。
甲状腺機能低下症は全身の機能障害であるといえるわけです。

ちなみに、ミトコンドリアの遺伝子DNAは、卵子由来なので、甲状腺やエネルギー代謝の問題は母から遺伝します。
甲状腺機能低下症は、母親系の家族歴が重要なのです。

甲状腺機能低下でよくある症状

痛み 96  皮膚乾燥 85 倦怠感 83 爪がもろい 81 月経不順 69
うつ症状 57 粘液水腫 54 寒がり  53 不眠   53 腱反射低下49
子宮摘出後41 アレルギー41 四肢冷感 38 体重増加 38
便秘   32 高血圧  31 不安   29 頭痛  28 脱毛  28
歯ぎしり 25 知覚異常 24  振るえ 19 心臓病  17 糖尿病  15

単位はパーセント、Dr.MarkStar Type2Hypothyroidismより

このように、甲状腺機能低下症の症状は、ミトコンドリア機能低下に非常に似ています。

甲状腺機能低下症は、一般的に甲状腺ホルモンの数値によって診断されます。
しかし、甲状腺ホルモンの数値が正常範囲に入っている場合でも、甲状腺ホルモンの効きが悪い場合、ホルモンの受容体(受け皿)の働きが悪い場合には、低下症状が出るので注意が必要です。

重要なこと
「甲状腺ホルモン値の検査では、ミトコンドリア機能異常や受容体異常はわからない」
「低体温、母方の家族歴、顔貌、その他の甲状腺機能低下の症状をあわせ考え判断する」

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