診療内容

当院では疾患の根本原因を探り、その原因に見合った治療を行っています。診療は100項目以上に及ぶ問診および診察と根本原因を見つける検査から始まります。

根本原因を見つけるためには、通常の病院では行っていないような様々な角度からの検査が必要です。その多くは日本の保険診療では扱っていないようなものです。それらの検査結果をもとに栄養バランスの調整、腸内環境改善、解毒治療などを組み合わせて行っていきます。

また診断結果に応じて、歯科、耳鼻科、皮膚科、整体院などと連携診療も行っています。

検査内容

血液検査

血液検査では栄養状態(ビタミンやミネラル、アミノ酸など)、酸化ストレス状態、自律神経のバランス、胃酸分泌状態、ホルモンバランスなどを見ていきます。

唾液中コルチゾール検査

副腎ホルモンのコルチゾールを正確に測る事が出来る検査です。副腎疲労の診断に必須です。

毛髪ミネラル検査

毛髪中に含まれる必須ミネラルや重金属を測定する検査です。

カルシウムや、マグネシウム、亜鉛、銅などのミネラル不足は慢性疲労や原因不明の痛み、気分障害などの原因となります。また有害重金属は食事、水、空気などから体内に取り込まれ、様々な病気を引き起こします。

血液中のミネラル量は体の調整により体内量を正確には反映しませんが、毛髪検査では数か月にわたるミネラル量の平均を捉える事ができるため微妙な変化を検出できます。

総合便検査

腸内環境が乱れている方は非常に多いですが、原因は様々です。

この検査は、腸内細菌バランス、悪性細菌の増殖度、イースト菌の増殖、炎症、消化酵素の分泌度、腸の免疫バランス、エネルギー状態などを総合的に調べる事が出来ます。

例えば、ビフィズス菌が不足していればビフィズス菌、乳酸菌が足りなければ乳酸菌を足します。さらに腸内細菌の多様性が失われていれば、乳酸菌をローテーションしながら使用していきます。

また、消化酵素が足りなければ酵素を足した方が良いですし、腸内がアルカリ性に傾いていれば胃酸を足してあげる事も必要かもしれません。

さらに、腸の炎症度は、腸内環境改善の方法や改善するまでの時間に大きく関わります。

このように、腸内環境改善治療はこの検査結果をベースにして組み立てていきます。特に腸内環境がよくならずに行き詰っている方は是非受けて頂くべき検査です。

有機酸検査

腸内環境(特にカンジタやクロストリジウム菌の繁殖)、ミトコンドリア機能(特に慢性疲労の方)、セロトニンやドーパミンのバランス(うつやADHD,自閉症では必須)、ビタミンやアミノ酸、脂肪が体内でうまく使われているかなどを総合的に見ることができる検査です。

慢性疲労、自閉症など精神疾患、リーキーガット症候群などの方に特に向いています。

結果の解釈の重要性

根本原因を見つけるために、適切な検査を行うことは言うまでもありませんが、検査結果を的確に解釈することも同じく非常に重要です。

検査をしたものの、結果の解釈が不十分だったり、間違ったりしているために病気が治らないというケースが多くあります。

非常に多いのは以下の場合です。

  • 食物アレルギー検査で食物制限のみを行っている。

⇒ 原因を放置して、症状の軽減のみを行う治療です。

食物アレルギーを引き起こしているリーキーガットの原因を探りましょう。

  • 毛髪検査で重金属が排泄されないので問題ない。

⇒ 重金属の排泄障害がある人が最重症です。

  • 血液検査で足りない栄養を摂れば治っていく。

⇒ 血液検査でわかる栄養状態はほんの一部です。
(但し、血液検査から身体状況を推理していくのは非常に重要な診断のプロセスです)
検査結果だけを見てサプリメント処方をするのは問題外ですが、

・重金属の入っている量を推定して、その量に見合った排泄量があるのか?

・食物アレルギーを起こしている原因はなんなのか?

など、より根本原因を探ること、そして全体のバランスをみて治療に結びつけること、また原因が複数ある場合、治療の順番をいかに組み立てるかなどが、治療の効果を最大限にし、副作用を最小にするために大きく関わってきます。

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